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Wi-Fiが途切れる、ネットが遅い、家庭でのWi-Fiルーターの最適な置き場所って?

Wi-Fiルーターを適当な箇所に設置していませんか?
ルーターの配置を変えるとインターネット接続速度が大きく変わるケースもあります。

この記事では一般家庭でのルーターの最適な置き場所とWi-Fiのつながりやすくする、接続性を向上させるポイントを説明します。

目次

ルーターの最適な置き場所

Wi-Fi信号は基本的にはルーターを中心として球体状に広がります。
家庭でのルーターの最適な置き場所とWi-Fiの接続性を向上させるためのポイントは次のとおりです。

中央の位置

家の中心に近い場所にルーターを置くと、全体に均等に信号が届きやすくなります。

高い位置

ルーターは床から離し、棚やテーブルの上に置くと良いです。Wi-Fi信号は、高い位置に置くと広範囲に届きやすくなります。

障害物のない場所

壁、家具、電子機器などの障害物はWi-Fi信号を弱めます。
特に金属や水(大きな水槽など)は信号を大きく妨げます。

キッチンを避ける

マイクロ波はWi-Fi信号に干渉するため、ルーターはキッチンや電子レンジ・オーブンから離して置きましょう。

ルーターを置かないほうが良い場所

①キッチン
②棚・キャビネットの中
③他の電子機器の近く
④窓際
⑤大きな金属物の近く
⑥鏡や水槽の近く

これらの場所を避けて、ルーターをより開放的で、家の中央に近い、高い位置に設置することで、Wi-Fiの性能を最大限に活用することができます。

Wi-Fi接続性を向上させる方法

無線チャンネルの変更

近隣のWi-Fiと同じチャンネルを使っていると干渉が起こりやすいです。ルーターの設定で別のチャンネルに変更してみましょう。

ルーターのアンテナ調整

多くのルーターには調整可能なアンテナがついています。異なる方向にアンテナを向けて、最適な配置を探ります。

最新のファームウェアに更新

ルーターのファームウェアを定期的に更新することで、パフォーマンスが向上し、セキュリティも強化されます。

Wi-Fi中継器エクステンダー)の使用

家が大きい場合や、特定のエリアで信号が弱い場合は、Wi-Fi中継器(エクステンダー)やメッシュWi-Fiシステム※を導入すると良いです。

※網目(メッシュ)のようにネットワーク機器がつながり合う通信形態

帯域幅の使用を管理する

ストリーミングや大量のダウンロードなど、帯域幅を大量に使用するアクティビティを制限することも有効です。家族がそれぞれ同時に動画などを見ると当然帯域が足りなくなります。視聴タイミングをずらすことも大事です。

デバイスの数を管理する

多くのデバイスが同時にWi-Fiを使用していると、パフォーマンスが低下することがあります。必要なデバイスだけに接続させるようにしましょう。

Wi-Fiが影響を受ける原因まとめ

障害物Wi-Fi信号は壁、ドア、家具などの障害物によって弱まることがあります。特に金属やコンクリートの壁は信号を大きく減衰させます。
距離ルーターから離れるほど、信号強度は自然と弱まります。これは信号が広がるにつれてエネルギーが分散されるためです。
干渉他の電子機器(特にマイクロ波やコードレス電話など)からの干渉も、Wi-Fi信号に影響を与えることがあります。
周波数帯Wi-Fiは主に2.4GHzと5GHzの周波数帯を使用します。2.4GHz帯はより広範囲に信号を送ることができますが、干渉を受けやすいです。一方、5GHz帯は干渉を受けにくいが、障害物に弱く、範囲が狭い傾向があります。

まとめ

これらのポイントを踏まえて、ルーターの位置や設定を最適化することで、Wi-Fiの接続性とパフォーマンスを向上させることができます。
Wi-Fi信号の最適な拡散を得るためには、ルーターの設置位置や環境を適切に調整することが重要です。また、家の構造やサイズに応じて、追加のWi-Fi中継器やメッシュWi-Fiシステムの導入を検討することも有効です。

ぜひ参考にして、快適なインターネットライフをすごしてくださいね。

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